避妊注射は7月診療開始予定です
「ピルは毎日飲むのが大変」「血栓症のリスクが心配で、低用量ピルが使えない」という方に選ばれているのが、3ヶ月に1回の注射で高い避妊効果が期待できる避妊注射です。
この記事では、避妊注射の仕組みや接種の流れ、期待できる効果、注意点などをわかりやすく解説します。
このページの監修医師
エマ婦人科クリニック名古屋栄
仲川裕子院長
2012年富山大学医学部医学科卒業。市民病院の産婦人科医長経験等を経て、エマ婦人科クリニック名古屋栄を開院。日本産科婦人科学会専門医。
目次
避妊注射とは
避妊注射とは、3ヶ月に1回の注射で高い避妊効果が得られる避妊方法です。正しく使用した場合の避妊率は99.7%と、低用量ピルやミレーナと比較しても遜色のない効果が期待できます。
黄体ホルモン単独の働きにより、排卵の抑制・精子の侵入阻害・着床阻害という3段階で避妊をサポートします。
エストロゲン(卵胞ホルモン)を含まない黄体ホルモン単剤製剤のため、血栓症リスクを高めません。また、てんかんの薬を服用中の方の避妊の選択肢にもなりえます。
なお、避妊注射の適応年齢は18歳〜45歳です。
デポプロベラについて
避妊注射で使用する薬剤は、デポプロベラです。有効成分は、体内の黄体ホルモン(プロゲステロン)と同じような働きをする合成ホルモンで、1回の注射で最大13週間にわたって避妊効果が持続します。
日本では現在、厚生労働省による避妊目的での承認はまだおりていませんが、欧州を中心に複数国で使用されており、十分な安全性と実績が認められています。
※日本で承認された医薬品ではないため、「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となります。
エマ婦人科クリニック名古屋栄の避妊注射の料金
当クリニックの避妊注射の料金は以下の通りです。
| デポプロベラ | 9,900円(税込) |
|---|
避妊注射は日本の厚生労働省で未承認の薬剤を使用するため、自由診療(保険適用外)となります。
避妊注射の効果
避妊注射の主な効果は避妊ですが、継続して使用することで以下の効果も期待できます。
- ・月経痛・経血量の軽減
- ・鉄欠乏性貧血の改善
- ・子宮内膜がんや卵巣内膜症性嚢胞のリスク低下
正しく使用した場合の避妊率は99.7%ですが、注射が遅れるなど正しく使用できなかった場合は、避妊率が低下します。定期的な接種スケジュールを守ることが、高い避妊効果を維持するうえで大切です。
避妊注射の副作用
避妊注射で考えられる副作用は、以下の通りです。
| 副作用 | 不正出血・頭痛・吐き気・腹痛・めまい・倦怠感・体重増加・骨密度低下など |
|---|---|
| その他に見られる副作用 | 気分の落ち込み・不安、月経不順など |
使用開始後しばらくは不正出血が起きやすく、初回接種から3ヶ月以内に約30%の方で無月経になる場合があります。継続して使用することで副作用の症状は落ち着いていくケースがほとんどです。
副作用が気になる場合や症状が長引く場合は、医療機関にご相談ください。
避妊注射のメリットとデメリット
避妊注射にはさまざまなメリットがある一方で、注意しておきたい点もあります。使用を検討している方は、その両方を理解したうえでご相談ください。
メリット
- ・99.7%の高い避妊効果
- ・3ヶ月に1回の接種で済む
- ・毎日の服薬管理が不要
- ・月経痛・経血量の軽減
- ・鉄欠乏性貧血の改善
- ・子宮内膜がんや卵巣内膜症性嚢胞のリスク低下
- ・血栓症リスクを高めない
- ・授乳中でも使用可能(出産6ヶ月以降)
- ・てんかんの薬を服用中の方でも使用できる可能性がある
デメリット
- ・副作用の可能性がある
- ・中止後、妊娠できる状態に戻るまで時間がかかる場合がある
- ・継続が2年を超えると骨密度低下の恐れがある
- ・注射による痛みがある
避妊注射接種の流れ
避妊注射は3ヶ月に1回、筋肉注射で行います。エマ婦人科クリニック名古屋栄では、上腕の筋肉へ注射します。痛みは一般的な予防接種と同程度です。
筋肉注射は、薬剤を筋肉内に直接投与する方法で、痛みは同じ筋肉注射である新型コロナワクチンや一部の予防接種と同程度です。
初めての方と2回目以降の方で、接種までの流れが異なります。
初めての方
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- ご予約
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- ご来院
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- 問診票ご記入
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- 医師による診察、看護師による問診、血圧測定
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- 避妊注射接種、副作用の確認、院内待機
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- お会計
初診または初めて避妊注射を受ける際は、医師による診察と適応可否の確認、注意事項の説明を行います。適応と判断された場合に接種が可能です。
接種は月経初日から5日目までの間に行うのが原則です。ご来院のタイミングによっては、診察後に日を改めて接種となる場合もありますのでご了承ください。
2回目以降の方
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- ご予約
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- ご来院
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- 看護師による体調などの問診+血圧測定
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- 避妊注射接種
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- お会計
2回目以降は、前回の接種から12週〜13週の間に次回の接種を行います。13週を超えた場合は、妊娠の有無を確認したうえで接種となります。
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避妊注射を受ける際の注意点
避妊注射を受ける際は、以下の5つのポイントに注意しましょう。
- ・接種間隔を守る
- ・妊娠を希望する方は事前に相談する
- ・原則2年を上限として使用する
- ・継続するには1年に1回の定期血液検査が必要
- ・併用注意の薬剤・サプリメントがある
1.接種間隔を守る
避妊注射は12〜13週ごとの接種が基本です。13週を超えると避妊効果が下がる可能性があるため、次回の接種日をあらかじめ予約しておくことをおすすめします。
2.妊娠を希望する方は事前に相談する
中止後、月経が再開するまで個人差はありますが最長24ヶ月かかる場合があります。近い将来妊娠を希望している方には他の方法をご提案するため、医師にご相談ください。
3.原則2年を上限として使用する
骨密度低下のリスクを考慮し、継続使用は原則2年を上限としています。2年経過後は他の避妊方法をご提案します。
4.継続するには1年に1回の定期血液検査が必要
継続して使用する場合、1年に1回の血液検査が必要です。貧血・骨機能・脂質代謝・肝機能に異常などがないかを確認します。
5.併用注意の薬剤・サプリメントがある
抗痙攣薬・抗生物質、一部の抗てんかん薬、セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)を含むハーブ系サプリメントなどは、避妊効果に影響する可能性があります。服用中の薬やサプリメントがある場合は必ず医師にご相談ください。
避妊注射ならエマ婦人科クリニック名古屋栄へ
エマ婦人科クリニック名古屋栄では、避妊注射(デポプロベラ)の接種を行っています。
毎日の服薬管理が難しい方、血栓症のリスクが心配で低用量ピルが使えない方など、これまでの避妊方法に不安や悩みを感じていた方にも、避妊注射は取り入れやすい選択肢の一つです。
避妊に関するお悩みはお一人おひとり異なります。エマ婦人科クリニック名古屋栄では、それぞれのライフスタイルや身体の状況に合わせた最適な避妊方法をご提案、ご用意しています。まずはお気軽にご相談ください。
避妊注射のよくあるご質問
- Q 避妊注射を打つ際に痛みはありますか?
-
A. ワクチンなどの予防接種と同程度の痛みです。痛みの感じ方には個人差がありますが、避妊注射だけにしかない強い痛みがあるわけではありませんのでご安心ください。
- Q 避妊注射によって生理を止められますか?
-
A. 避妊注射を継続することで、月経(生理)が止まる方は一定数います。初回接種から3ヶ月以内に約30%の方が無月経になり、2年継続すると約70%の方で無月経になるという報告があります。ただし個人差があり、すべての方に当てはまるわけではありません。
- Q 避妊注射を打っても不妊になりませんか?いつから妊娠できますか?
-
A. 避妊注射を打つことで不妊症になるリスクは上がりません。ただし、中止後に月経が再開するまで時間がかかる場合があります。個人差はありますが、約半数の方は6ヶ月以内、約4分の3の方は1年以内に月経が再開し、最長24ヶ月かかることもあります。近い将来妊娠を希望している方は、事前に医師にご相談ください。
- Q 避妊注射は何歳から受けられますか?
-
A. エマ婦人科クリニック名古屋栄では、18歳以上の方を対象としています。18歳未満の方には低用量ピルなど他の避妊方法をご提案しています。
- Q 避妊注射はどのくらいの頻度で通院が必要ですか?
-
A. 基本的に3ヶ月に1回の接種のため、年4回の通院が目安です。また、継続使用の場合は1年に1回の血液検査も必要となります。
- Q 授乳中でも避妊注射を受けられますか?
-
A. 出産から6ヶ月以降であれば、授乳中でも使用可能です。詳しくは診察時に医師にご確認ください。
INFORMATION
- 2026/05/25
- 【休診日のお知らせ】
6/13(土)、7/21(火)、7/23(木) - 2024/12/10
- 手術当日のお迎えにご利用可能な「駐車場サービス券」の配布を開始しました。
- 2023/01/05
- 名古屋市の「子宮頸がん検診推進事業」対象医療機関になりました。